四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(12月21日更新)

中国塗 <4617>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の93億円→115億円に23.7%上方修正。増益率が2.1倍→2.6倍に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。主力の船舶用塗料分野を中心に販売価格の適正化や高付加価値製品の販売拡大が順調に進んでいるほか、海外における原材料価格の安定的な推移や円安効果もプラスに働く。
一方、予定していた固定資産売却益の計上時期が来期に変更となったため、最終利益は従来予想を据え置いた。

PCA <9629>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の14.7億円→18.6億円に26.3%上方修正。増益率が11.5%増→40.8%増に拡大する見通しとなった。クラウド売上が順調に増加していることに加え、外注費の抑制などで経費支出が想定を下回ることが利益を押し上げる。

日本光電工業 <6849>
米投資会社バリューアクト・キャピタル・マネジメントが25日付で大量保有報告書を提出。バリューアクトと共同保有者の日本光電株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

リケンテクノス <4220>
24年3月期第3四半期に投資有価証券売却益18.8億円を特別利益に計上する。保有する上場有価証券23銘柄を売却、政策保有株式の縮減を進める。