四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(9月6日更新)

東ソー <4042>
5日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズの保有割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は、発行者に対して増配、自己株式の買い入れの頻度または総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがあるとしており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は6月4日。

レジル<
176A>光通信<9435>のグループ会社が5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、レジル株の保有割合が5.10%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月29日。

積水ハウス<
1928>25年1月期連結業績予想について売上高を3兆3420億円から3兆8750億円(前期比24.7%増)へ、純利益を2030億円から2090億円(同3.3%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想を増額しており買いを集めた。戸建住宅事業を手掛ける米企業の買収影響を精査したこと、米国事業の想定為替レートの見直しを実施したことが要因。配当予想は125円から129円(前期123円)に引き上げた。

アインホールディングス <
9627> 24年4月期の連結経常利益は前の期比25.3%増の213億円に伸びたが、25年4月期は前期比13.5%減の185億円に減る見通しとなった。