四季報記者が注目する2024年9月大化け期待の15銘柄(8月23日更新)

アルメディオ <7859>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の5.8億円に急拡大して着地。断熱材事業で国内の工事案件や電気炉向け炉材の販売が増加したほか、中国では太陽光発電パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールや異型成形品が伸び、56.3%の大幅増収を達成した。

シグマクシス・ホールディングス <6088>
4-6月期(1Q)経常は34%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.28%にあたる100万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月22日から25年1月31日まで。

 邦チタ <5727>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比44.7%増の18.4億円に伸びて着地。主力の金属チタン事業が販売数量の増加に加え、価格是正や円安効果によって収益が拡大したことが寄与。中国顧客の新規ライン稼働開始や新規案件立ち上げで触媒事業が伸長したことも大幅増益に貢献した。

BASE <4477>
24年12月期の連結経常損益を従来予想の300万円の黒字→2億0100万円の黒字(前期は4億0900万円の赤字)に67倍上方修正した。オンライン決済サービスのPAY.JP事業における料金体系の適正化や原価率改善に加え、資金調達サービス「YELL BANK」が機能改善の効果などを背景に好調に推移していることを織り込んだ。