四季報記者が注目する2024年9月大化け期待の15銘柄(8月25日更新)

シュッピン <3179>
25年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比49.8%増の12.2億円に拡大して着地。主軸のカメラ事業、時計事業がともに好調に推移したほか、円安を追い風に免税売上も大きく伸び、21.2%の大幅増収を達成した。
上期計画の18億円に対する進捗率は67.9%に達しており、業績上振れが期待される。

JCU <4975>
4-6月期(1Q)経常は62%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.76%にあたる70万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は全て消却する。

倉元製作所 <5216>
新たにペロブスカイト太陽電池事業を開始する。また、LIN QI氏ほか3先を割当先とする300万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は268円。

遠藤製作所 <7841>
24年12月期の連結経常利益を従来予想の13億円→17.5億円に34.6%上方修正。増益率が13.1%増→52.3%増に拡大する見通しとなった。ファインプロセス事業のゴルフ、医療機器、航空機の各分野で受注が堅調に推移するほか、メタル事業のメタルスリーブ分野で複合機市場の出荷が順調に進むことが要因。生産効率化と品質安定化の取り組みによるコストの最適化も上振れに貢献する。