四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月14更新)

ダイコク電 <6430>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比16倍の48.5億円に急拡大して着地。スマート遊技機の導入に伴い、カードユニットや情報公開端末の販売が大きく伸びたことが寄与。第1四半期実績だけで、通期計画の43.5億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

塩野義製薬 <4507>
4-6月期(1Q)最終は23%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.2%にあたる1250万株(金額で750億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年4月17日付で全て消却する。

日本特殊陶業 <5334>
4-6月期(1Q)最終は2%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.7%にあたる950万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年8月23日付で全て消却する。

ノーリツ鋼機 <7744>
23年12月期の連結最終利益を従来予想の43億円→67億円に55.8%上方修正。減益率が95.8%減→93.4%減に縮小する見通しとなった。ものづくり(音響機器関連)部門でAlphaThetaの上期業績が想定以上に好調だったことに加え、想定為替レートを見直したことが上振れの要因となる。