四季報記者が選んだ2023年度12月大バケ期待の15銘柄(12月1日更新)

 霞ヶ関C <3498>
東証プライム上場記念配当を実施する形で、24年8月期の期末配当を従来計画の120円→170円(前期は60円)に大幅増額修正した。

理想科学 <6413>
24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→23億円に53.3%上方修正。減益率が42.2%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。為替の円安進行によるプラス効果などが上振れの要因となった。

マキヤ <9890>
24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.3億円→10.5億円に44.9%上方修正。従来の8.4%減益予想から一転して32.7%増益見通しとなった。食品などの販売価格上昇に加え、安心安価の実践やマキヤプリカなどの販促強化も奏功し、フード部門を中心に売上高が好調に推移したことが寄与。

東名 <4439>
株主優待制度を拡充。新制度では毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて500~1万円分のクオカードを贈呈する。現行は100株以上保有株主に一律500円分のクオカードを贈呈。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月14更新)

ダイコク電 <6430>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比16倍の48.5億円に急拡大して着地。スマート遊技機の導入に伴い、カードユニットや情報公開端末の販売が大きく伸びたことが寄与。第1四半期実績だけで、通期計画の43.5億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

塩野義製薬 <4507>
4-6月期(1Q)最終は23%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.2%にあたる1250万株(金額で750億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年4月17日付で全て消却する。

日本特殊陶業 <5334>
4-6月期(1Q)最終は2%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.7%にあたる950万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年8月23日付で全て消却する。

ノーリツ鋼機 <7744>
23年12月期の連結最終利益を従来予想の43億円→67億円に55.8%上方修正。減益率が95.8%減→93.4%減に縮小する見通しとなった。ものづくり(音響機器関連)部門でAlphaThetaの上期業績が想定以上に好調だったことに加え、想定為替レートを見直したことが上振れの要因となる。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月11更新)

イフジ産業 <2924>
4-6月期(第1四半期)は鳥インフルエンザの多発で鶏卵相場が高騰する中、販売価格の改定を進めたことが収益を押し上げた。好調な業績を踏まえ、24年3月期通期の経常利益予想を上方修正し、従来の5期連続での過去最高益見通しをさらに上乗せした。また、上期配当を従来計画の16円→26円に大幅増額修正したことも好感され、株価は上場来高値を大きく更新している。

 アテクト<4241>
ストップ高の水準となる前営業日比100円高の659円に買われた。前週末4日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比71.1%増の1億200万円だった。通期の計画に対する進捗率は68%に上り、業績予想の上方修正を期待した買いが入ったようだ。

東和薬品 <4553>
10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益・上期計画を超過」が好感された。東和薬品 <4553> [東証P] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の69.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の56億円に対する進捗率が124.3%とすでに上回り、さらに5年平均の55.6%も超えた。

イワキ <6237>
「4-6月期(1Q)経常は54%増益で着地」が好感された。イワキ <6237> [東証P] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.9%増の17.8億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の19.5億円に対する進捗率は91.3%に達し、5年平均の43.8%も上回った。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(6月更新)

ローム <6963>
5日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位の水準の引き下げにより、株式の流動性の向上や投資家層の更なる拡大を図るのが狙い。効力発生日は10月1日。

エーザイ <4523>
同社グループの一部サーバーが暗号化されるランサムウェア被害が発生したと発表。これが株価の重荷となったようだ。3日深夜に被害の発生を確認し、直ちに外部専門家の協力のもと、対応に乗り出した。被害の全容を把握するには時間を要する見込みで、情報流出については現在調査中という。同社グループの業績予想に及ぼす影響についても現在精査中であり、修正の必要があると判断した場合には速やかに公表するとした。

Delta-Fly Pharma <4598>
急性骨髄性白血病の患者を対象に臨床第3相比較試験を実施中の「DFP-10917」に関する今後の予定を報告。来年1月頃をメドにデータカットオフを行い、翌2月頃に中間解析データを確定する計画。

フィーチャ <4052>
自動車部品世界シェア最大手のボッシュと資本業務提携。ボッシュを割当先とする29万3937株の第三者割当増資と29万3936株の売り出し(譲渡)を実施する。発行・売出価格は619円。

近鉄グループホールディングス <9041>
今期営業は25%増で17期ぶり最高益更新へ。また、中期経営計画を見直し、最終年度である25年3月期の営業利益目標を従来の650億円以上→860億円以上へ上方修正。