四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月11更新)

イフジ産業 <2924>
4-6月期(第1四半期)は鳥インフルエンザの多発で鶏卵相場が高騰する中、販売価格の改定を進めたことが収益を押し上げた。好調な業績を踏まえ、24年3月期通期の経常利益予想を上方修正し、従来の5期連続での過去最高益見通しをさらに上乗せした。また、上期配当を従来計画の16円→26円に大幅増額修正したことも好感され、株価は上場来高値を大きく更新している。

 アテクト<4241>
ストップ高の水準となる前営業日比100円高の659円に買われた。前週末4日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比71.1%増の1億200万円だった。通期の計画に対する進捗率は68%に上り、業績予想の上方修正を期待した買いが入ったようだ。

東和薬品 <4553>
10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益・上期計画を超過」が好感された。東和薬品 <4553> [東証P] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の69.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の56億円に対する進捗率が124.3%とすでに上回り、さらに5年平均の55.6%も超えた。

イワキ <6237>
「4-6月期(1Q)経常は54%増益で着地」が好感された。イワキ <6237> [東証P] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.9%増の17.8億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の19.5億円に対する進捗率は91.3%に達し、5年平均の43.8%も上回った。