四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月14日更新)

アピリッツ <4174>
上期経常が68%増益で着地・5-7月期も73%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.22%にあたる5万株(金額で8000万円)を上限に自社株買いを実施する。

マルゼン <5982>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.08%にあたる50万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月15日から24年9月13日まで。

セキュアヴェ <3042>
24年3月期の連結最終損益を従来予想の2100万円の黒字→2億4500万円の黒字(前期は4400万円の赤字)に12倍上方修正し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益3億2500万円が発生することが最終利益を押し上げる。

 関通 <9326>
24年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の8200万円→1億5600万円に90.2%上方修正。減益率が53.1%減→10.9%減に縮小する見通しとなった。物流サービス事業における値上げ実施や利益率の高い冷凍冷蔵領域の顧客増加によって採算が改善する。

ジェイ・エス・ビー <3480>
11-7月期(3Q累計)経常は12%増益・通期計画を超過。10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.57%にあたる6万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月16日更新)

ジェイ・エス・ビー <3480> 
11-7月期(3Q累計)経常は12%増益・通期計画を超過。10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.57%にあたる6万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。

T.S.I <7362>
23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比47.4%減の8200万円に落ち込み、通期計画の2億0200万円に対する進捗率は40.6%にとどまり、さらに前年同期の63.4%も下回った。

マクビープラ <7095> 
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の9.9億円に急拡大して着地。前期に買収したネットマーケティングの業績上積みに加え、既存案件の拡大や新規案件の受注なども寄与し、売上高91.6億円(前年同期比2.0倍)と大幅増収を達成した。

JT <2914>
23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比8.7%増の2870億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の4400億円→4570億円(前期は4427億円)に3.9%上方修正し、一転して3.2%増益見通しとなった。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月17日更新)

ヒューマンホールディングス <2415>
発行済み株式数の5.01%にあたる55万株(金額で5億2720万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は9月11日から10月10日まで。買い付け価格は914円。

アイル <3854>
今期経常は13%増で6期連続最高益、前期配当を6円増額・今期は3円増配へ。また、26年7月期に経常利益54.2億円(23年7月期実績は35.7億円)を目指す中期経営計画を策定。

JMDC <4483>
オムロン <6645> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株5700円で8日終値を22.4%上回る水準。買い付け期間は9月11日から10月10日まで。

 エスコンジャパンリート投資法人 <2971>
23年7月期の経常利益を従来予想の10.8億円→11.4億円(前の期は11.9億円)に5.2%上方修正し、減益率が9.2%減→4.5%減に縮小する見通しとなった。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月18日更新)

 積水ハウス <1928>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比15.2%減の1252億円に減り、通期計画の2590億円に対する進捗率は48.4%となり、5年平均の50.3%とほぼ同水準だった。

ラクスル <4384>
23年7月期の連結経常損益を従来予想の9億円の黒字(予想レンジ中値)→11.6億円の黒字に29.8%上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ラクスル事業でダンボールワンやノベルティ、アパレルなどの領域を拡張したうえ、エンタープライズ向けの顧客獲得も伸びたことが寄与。投資効率を重視したコストコントロールを継続的に実施したことも上振れにつながった。

品川リフラ <5351>
24年3月期の連結最終利益を従来予想の140億円→150億円に7.1%上方修正。増益率が68.5%増→80.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。海外事業の伸長などに加え、政策保有株式の一部を売却することが上振れの要因。

CRGホールディングス <7041>
子会社プロテクスが新たな事業として各種製造業を開始。第一弾として既存取引先であるユニ・チャーム <8113> とのペットフードの製造委託契約の締結を前向きに検討。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月4日更新)

トスネット <4754>
23年9月期の期末一括配当を従来計画の23円→30円(前期は23円)に大幅増額修正した。今期業績や足もとの市場動向を踏まえ、株主への利益配分を増やす。権利付き最終日を今月27日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

クオンタムソリューションズ <2338>
KAYTUS SINGAPOREと販売代理店契約を締結。新たな事業として大手サーバーメーカーであるKAYTUS社の製品およびサービスの販売を開始する。

メルカリ <4385>
日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月2日からメルカリ <4385> 、レーザーテック <6920> 、ニトリホールディングス <9843> を新規採用し、日本板硝子 <5202> 、三井E&S <7003> 、松井証券 <8628> を除外する。

レーザーテック <6920>
日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月2日からメルカリ <4385> 、レーザーテック <6920> 、ニトリホールディングス <9843> を新規採用し、日本板硝子 <5202> 、三井E&S <7003> 、松井証券 <8628> を除外する。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月3日更新)

星光PMC <4963>
カーライル傘下のインビジブルホールディングがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1070円で1日終値を88.7%上回る水準。買い付け期間は9月4日から10月17日まで。

相模ゴム工業 <5194>
オアシス・マネジメントが1日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、オアシスの相模ゴ株式保有比率は9.77%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

太平洋セメント <5233>
大阪万博の工事が進まないことから、政府が主導して建設工事の円滑化を促すことになった。万博開催は“国策”でもある。「国策に売りなし」なのだから、建設に必須の セメントに着目するとなると業界首位の同社になる。

Fブラザーズ <3454>
23年11月期の連結経常利益を従来予想の25.2億円→32.4億円に28.3%上方修正。増益率が86.2%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。賃貸不動産ポートフォリオの入れ替えで予定していなかった物件を売却対象に加えたことや、想定を上回る条件で売却を実施できていることなどが上振れの要因。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月2更新)

伊藤園 <2593>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比57.2%増の105億円に拡大して着地。国内飲料事業は価格改定によって販売本数が減少した一方、採算は大きく改善した。飲食関連事業でタリーズコーヒーの収益が伸びたことも大幅増益につながった。上期計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 ミナトホールディングス<6862>
24年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比18.7%減の49億1800万円となった一方で、最終利益は同6.1倍の9億1100万円と過去最高益となった。デジタルデバイス事業は減収減益となったが、利益率の高い自社ブランドのメモリーモジュール製品の販売が下支えした。

ロボペイ<4374>
業績好調に加えて「請求管理ロボ」の引き合いが増えている同社は、インボイス制度関連としても思惑がありますな。チャートは底値圏から浮上してきており、今後さらに強含むかとチェック中です。

LIXIL <5938>
7月28日に発表した2024年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比79.9%減の24億円と大幅減益で着地。水回り製品を手掛けるウォーターテクノロジー事業が欧米の需要低迷で減収減益となった。

四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月1更新)

I-ne <4933>
東証の承認を受け、9月19日付で東証プライムへ市場変更することが決定。東証プライム上場記念配当を実施する形で、従来無配としていた23年12月期の期末一括配当は初配当13円を実施する方針とした。併せて、大西洋平社長による125万株の売り出しを実施すると発表。

HCSホールディングス <4200>
エル・ティー・エス <6560> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1800円で31日終値を86.7%上回る水準。買い付け期間は9月1日から10月16日まで。

サンバイオ <4592>
国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム製造販売承認取得の状況を報告。収量に関する課題は施策を講じた直近の製造で改善を確認。引き続き今期中の承認取得を目指す。

四電工 <1939>
24年3月期の年間配当を従来計画の100円→120円(前期は90円)に増額修正した。株主還元方針を変更し、連結配当性向を従来の30%から40%に拡充したことが増額の背景。配当利回りは5.00%に上昇。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月31更新)

古河機械金属 <5715>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.91%にあたる111万株(金額で19億4361万円)を上限に、8月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

日本製紙 <3863>
東京都北区に保有する固定資産(商業施設)の売却に伴い、24年3月期に売却益約254億円を特別利益に計上する。通期業績予想には織り込み済み。

 JMACS <5817>
24年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.2%減の6100万円に減ったが、通期計画の1億6000万円に対する進捗率は38.1%となり、前年同期の36.3%とほぼ同水準だった。直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.1%→4.4%に悪化した。

<7093> アディッシュ
子会社のアディッシュプラス(那覇市)とともに、総務省請負事業「デジタル・シティズンシップの考え方を踏まえたICTリテラシーの向上に関する調査研究」を落札し、請負契約を締結したと発表している。全世代のICT活用に向けたリテラシー向上に向けた全体像の整理、リテラシーを優先して取得するべきセグメントに関する調査、リテラシーを身につけるためのコンテンツの作成などを実施する。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の15銘柄(8月25更新)

ダイドーリミテッド <3205>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.76%にあたる410万株(金額で11億7670万円)を上限に、8月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。資本提携を解消するオンワードホールディングス <8016> による保有株売却に対応する。

イーディーピー <7794>
従来の形状を上回る大型のダイヤモンド単結晶を開発。大型化が進む人工ダイヤモンド宝石製作用の種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売する。

八十二銀行 <8359>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.53%にあたる1250万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月25日から24年3月31日まで。

イメージ情報開発 <3803>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1200万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)に赤字幅が縮小した。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-17.1%→-10.8%に急改善した。

大和重工 <5610>
23年12月期第1四半期(1-3月)の最終損益(非連結)は3900万円の赤字(前年同期は3300万円の赤字)に赤字幅が拡大した。直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-6.9%→-6.3%に改善した。