四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月2更新)

伊藤園 <2593>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比57.2%増の105億円に拡大して着地。国内飲料事業は価格改定によって販売本数が減少した一方、採算は大きく改善した。飲食関連事業でタリーズコーヒーの収益が伸びたことも大幅増益につながった。上期計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 ミナトホールディングス<6862>
24年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比18.7%減の49億1800万円となった一方で、最終利益は同6.1倍の9億1100万円と過去最高益となった。デジタルデバイス事業は減収減益となったが、利益率の高い自社ブランドのメモリーモジュール製品の販売が下支えした。

ロボペイ<4374>
業績好調に加えて「請求管理ロボ」の引き合いが増えている同社は、インボイス制度関連としても思惑がありますな。チャートは底値圏から浮上してきており、今後さらに強含むかとチェック中です。

LIXIL <5938>
7月28日に発表した2024年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比79.9%減の24億円と大幅減益で着地。水回り製品を手掛けるウォーターテクノロジー事業が欧米の需要低迷で減収減益となった。