四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(2月27日更新)

サンテック <1960>
24年3月期の連結最終損益を従来予想の3000万円の赤字→2億6000万円の黒字(前期は4億3600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益4億1900万円を計上することが要因。

塩野義製薬 <4507>
出資先のViiV社が抗HIV治療における持効性注射剤Cabenuvaの第3相臨床試験の中間解析結果を報告。ウイルス量の抑制に関して、毎日服薬が必要な経口治療に対するCabenuvaの優越性を確認。

札幌臨床検査センター <9776>
発行済み株式数の5.51%にあたる23万2000株(金額で2億3257万2000円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は2月27日から3月26日まで。買い付け価格は901円。

セイヒョー <2872>
Wealth Brothersとの資本提携契約を解消。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の10.33%にあたる16万株(金額で2億8560万円)を上限に、2月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

明和産業 <8103>
既存株主による507万8000株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限76万1000株の売り出しを行う。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の4.73%にあたる197万5000株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は10月31日付で全て消却する。