四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(2月15日更新)

インフォR <9338>
23年12月期の連結経常損益は6.3億円の黒字(前の期は11.7億円の赤字)に浮上して着地。続く24年12月期の同利益は前期比2.4倍の15.1億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はモバイルバッテリーシェアリングサービスのニーズが高まる中、アクティブユーザーとレンタル数が増加し、30.3%の大幅増収を見込む。

ブランジスタ <6176>
24年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の2億円に急拡大しえ着地。プロモーション支援事業で開始2年目となった「アクセルジャパン」が新規顧客だけでなく契約更新企業も加わったことで収益が大きく伸びたことが寄与。制作原価や広告宣伝費の減少によってメディア事業の採算が改善したことも大幅増益につながった。

ブランジスタ <6176>
10-12月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.74%にあたる40万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月15日から9月30日まで。

FRONTEO <2158>
塩野義製薬 <4507> と認知症・うつ病の診断支援AIプログラム事業に関する戦略的業務提携契約を締結。10-12月期(3Q)経常は赤字縮小。

四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(2月4日更新)

高橋ウォール <1994>
23年12月期の連結経常利益を従来予想の2億2500万円→4億4500万円に97.8%上方修正。従来の9.3%減益予想から一転して79.4%増益見通しとなった。PCカーテンウォール事業で追加売上を計上したことに加え、アクア事業が順調に売上高を伸ばしたことが要因。生産合理化によるコスト削減なども上振れに貢献した。

YKT <2693>
23年12月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→4.5億円に32.4%上方修正。減益率が72.5%減→63.6%減に縮小する見通しとなった。電子機器や工作機械、光電子装置の納入が進捗し、売上高が計画を上回ったことが寄与。販管費が想定を下回ったことも上振れにつながった。

マクニカホールディングス <3132>
4-12月期(3Q累計)経常は20%増益で着地、今期配当を30円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる100万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月30日から3月22日まで。

日本航空電子工業 <6807>
10-12月期(3Q)経常は9%増益。また、発行済み株式数の27.95%にあたる2579万9906株(金額で672億6108万3830円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は1月30日から2月28日まで。買い付け価格は2605円。