四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(10月1日更新)

トリドールホールディングス <3397>
220億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行する。調達資金はThe Fulham Shore Limitedの買収資金などに充てる。

ラサ工業 <4022>
中期経営計画と長期ビジョンを策定。27年3月期に営業利益48億円、34年3月期に80億円(24年3月期実績は35.9億円)を目指す。

サツドラHD <3544>
24年5月期の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円に30.0%上方修正。増益率が3.1倍→4.0倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。春節以降も中国以外のアジアからの需要が継続し、業績が想定より堅調に推移したことが要因。電気代の単価が計画を下回ったことなども上振れに貢献した。

i-plug<4177>
正午ごろに発表した新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の5月度の主要KPI速報で、売上高の7割超を占め、4年制大学の就活生が3年生の4月より利用可能な「早期定額型」の受注高が5億4400万円となり、前年同月比80.1%増となったことが好感された。なお、累計でも14億8100万円(前年同期比79.1%増)と大幅に受注を増やしている。

四季報記者が注目する2024年大化け期待の15銘柄(9月30日更新)

 エスリード<8877>
同社はきょう午後1時ごろ、兵庫県西宮市でヘルスケア関連施設開発を目的とした事業用地を取得したと発表。今後も既存のマンション事業だけでなく、新たな事業領域に積極的に挑戦するとしており、これが買い手掛かりとなったようだ。

チャームケア <6062>
30日の取引終了後、事業用資産である介護付有料老人ホーム「チャームプレミア京都烏丸六角」の建物(借地権付建物)を売却すると発表。それに伴い、24年6月期第4四半期に固定資産売却益約11億円を特別利益として計上すると発表したことが好感された。

NTN<6472>
27年3月期に売上高8300億円(24年3月期8362億8500万円)、営業利益500億円(同281億4900万円)を目指す中期経営計画を発表したことが好感された。アフターマーケットビジネスの拡大を図るほか、軸受OEMビジネスの利益改善、電動化対応商品の開発と適用基準・設計基準の見直しによる市場競争力の強化などに取り組むとしている。

日本空港ビルデング <9706>
米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが6日付で大量保有報告書を提出。ブラックロックと共同保有者の日本空港ビル株式保有比率は5.34%となり、新たに5%を超えたことが判明した。